パーキンソン病(Parkinson’s disease)
前回までは脳梗塞と脳出血の話をしましたが、今回はパーキンソン病について話します
詳しくし過ぎると難しすぎるので、なるべく簡単に説明します
パーキンソン病とは
脳の奥の黒質という場所でドーパミンがつくられています。
この病気になるとドーパミンが減少します。ドーパミンが減少することにより色んな症状が起こります
後で説明しますが、簡単には運動の障害とそれ以外に分けれます
パーキンソン病の原因
パーキンソン病は「α-シヌクレイン」というタンパク質の異常蓄積により、黒質の神経細胞が少しずつ減少し、つながりがある線条体のドーパミンが減ります。それによって症状が現れます。
発症の原因は、はっきりとは分かっていません。
年齢は50歳以上が多いです。
パーキンソン病の症状
パーキンソン病の主な症状は大まかに運動障害とそれ以外の2つです!ですが、様々な症状を呈します。
運動障害
初期から特徴的な症状が現れます。
- 無動:素早く動くことが出来ない、歩くときに足が出ない(すくみ足)、声が小さくなる
- 筋強剛:筋肉が硬くなりスムーズに動かない(固まるわけではない)、顔の表情がむひょうじょうになる
- 安静時振戦:何もしていないとき・止まっているときにに震える
- 姿勢反射障害:体のバランスが取りにくくなる、歩いていると止まれない(突進歩行)、段々と体が前に傾く、進行すると横(斜め前)にも傾く
以上により、日常生活で歩行が不安定になります(前傾姿勢、小歩、すり足、すくみ足、突進歩行)。細かい動き(手)が出来なくなり(字を書くや箸)、声が小さくなったり、表情が無くなったり(仮面様顔貌)、動作がゆっくりになってきます。人により現れる症状が違います。
それ以外
運動障害以外の症状
- 自律神経症状:便秘や頻尿、立ちくらみ、発汗、むくみ、冷え、性機能障害
- 認知障害:物忘れなどの認知症症状
- 嗅覚障害:においを感じない
- 睡眠障害:不眠や日中の眠気
- 精神障害:うつや不安症
便秘や手足の一部が勝手に動く(ジスキネジア)、よだれなどが良く現れます。
パーキンソン病の診断
パーキンソン病は他の病気でも似たような症状を呈することがありますので、専門医に受診し診断してもらいましょう。似た病気は、パーキンソン症候群と呼ばれます(脳梗塞、レビー小体型認知症、多系統萎縮症、特発性正常圧水頭症、本態性振戦、薬剤性、)
- パーキンソン病の特有の運動障害
- CTやMRIの画像で脳に違う病気がない
- パーキンソン病に似た症状が起こる薬を飲んでない
- 脳血管障害・脳変性疾患ではない
パーキンソン病の治療
現在は根本的な治療方法はありません。症状の進行を抑えるのがメインになり、投薬になると思います。iPS細胞の治験が進んでいるようです、この先治療法が変わるかもしれませんね。
パーキンソン病の重症度
ヤールの分類
- Ⅰ度:障害は身体の片側のみで、日常生活への影響はほとんどない
- Ⅱ度:障害が身体の両側にみられるが、日常生活に介助は不要
- Ⅲ度:明らかな歩行障害が現れ、バランスを崩し転倒しやすくなる
- Ⅳ度:日常生活の動作が自力では困難で、その多くに介助が必要
- Ⅴ度:車椅子またはベッド上で寝たきりで、日常生活では全面的な介助が必要
パーキンソン病のリハビリ
運動療法が、身体機能、健康関連 QOL、筋力、バランス、歩行速度の改善に有効であるとされており、適切な運動やリハはパーキンソン病の治療の重要な一手段であるといえる。
「パーキンソン病治療ガイドライン 2011」2)
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